50cc~

CBR125R (ホンダ)

ホンダ CBR125R

ホンダの125ccサイズSSとして人気を博したCBR125R。国内での販売は先日終了しましたが、今でも走っている姿を良く見かけます。軽量コンパクトな車体で、パワーに勝るライバルとも戦えるライトウェイトスポーツです。

CBR125R 2013-

ホンダ CBR125R

CBR125Rに搭載されたエンジンは4ストローク125cc単気筒のJC39E。58×47.2mmのショートストロークで最大馬力は13馬力です。YZF-R125、RC125等の競合がヨーロッパの免許制度上限一杯の15馬力を出していることを考えれば、数字的にはやや見劣りするかもしれません。一応CBR125Rはこれらよりも最大馬力を発生させる回転数が高く、良い意味で回してナンボのエンジンです。車重に関しても136kgと競合と比較して明確なアドバンテージが有るわけでは有りません。しかしCBR125Rはホンダらしいフレンドリーなポジション等扱い易さは健在で、細いタイヤがややナーバスな動きをするこのクラスにおいて、コントロール性の高さを売りにしています。6速MTが採用されているのもシフトチェンジを楽しむという点では良いポイントです。非力なエンジンですから、街中でも次々とギアを変えていく操作感を堪能することが出来ます。

燃費性能も52.5km/Lとこれまた物凄く優秀で、13Lと合わせてかなりの航続距離を期待することが出来ます。一回当たりの給油料金は少なく、お財布の傷まない仕様です。積載性はSSでは限界が有りますが、オプションでリアシートバッグを選べる等、普段使いにも配慮されています。

 

ホンダ CBR125R

カラーリングはこのレプソルカラーの他、ホンダお得意のトリコロール等、スポーツバイクらしいカラーが揃っています。コンパクトのエンジンの為に、上の隙間がやや目立ってしまいます。

また価格は非常にリーズナブルで、約40万円と125ccらしい購入し易い価格を保っています。競合が大型バイク並みの価格なことを考えれば、ホンダは125ccのメインターゲットであるエントリーユーザーの買いやすい価格にしたと言えるでしょう。その分、ラジアルマウントのブレーキキャリパー等、他が持っている豪華装備を期待することは出来ませんが、本来このクラスならそれで普通です。

このVFR顔のCBRは既に販売が終了しており、国内の入手性はあまり高く有りません。海外ではCBR150Rが新型に切り替わったので、こちらのアップデートにも期待したいですね。

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