1000cc~

GL1800 ゴールドウイング (ホンダ)

ホンダ GL1800 ゴールドウイング

ホンダよりグランドツアラーのGOLD WINGです。非常に迫力の有る大きな車体や、バイクとしては採用されることが珍しい水平対向エンジン等、中々個性的なバイクになっています。

GL1800 (SC68) 2011-

ホンダ GL1800 ゴールドウイング

業界1位のホンダは多くのバイクを製造していますが、その中でもGLシリーズはロングセラーを記録しています。今回のゴールドウイングは国産のバイクを代表する、高級ツアラーバイクとして知られています。現行モデルは2011年にフルモデルチェンジを行っており、50万円のオプションでエアバッグ等の装備を追加することが出来る様になりました。
サスペンションはφ45の正立フォークに、リアはリンク式のモノショックを採用しています。電子調整式で、タンデム走行時には減衰特性を可変することが可能です。ホイールはフロント18インチ、リア16インチのアルミキャストホイールで、デザインもゴールドウイングの重厚感を崩さない、ゴツめの仕様になっています。ブレーキング時に前後輪の制動力を配分するデュアル・コンバインド・ブレーキ・システムとABSは標準装備され、急制動時にもホイールロックを回避しつつ最大の制動力を発揮出来る様に設計されています。

 

ホンダ GL1800 ゴールドウイング

ゴールドウイングに搭載されたエンジンは1832cc水冷4ストローク水平対向6気筒です。並みの自動車より大きい排気量という点にも驚かされますが、水平対向の6気筒エンジンというのもあまり例が有りません。元々水平対向エンジンは振動面で有利な上に、6気筒では左右の3気筒が互いの1次振動、2次振動を打ち消しあうので静粛性を求められるツアラーバイクにうってつけです。ただし大きなエンジンの為、採用されるのはゴールドウイングの様な大型バイクに限られます。最高出力は109馬力/5500回転とあまり高回転まで回して楽しむキャラクターではなく、どちらかというと分厚いトルクを重視していますね。最大トルクは16.4kg-m/4000回転と、脅威的な数字をマークしています。

トランスミッションは5速MTを使用し、ギア比も高速巡航を想定してセッティングされています。車体のホイールベースは1690mmとかなり長く、高速道路を使ったロングツーリングにも高い安定性を発揮してくれそうです。車両重量が417kgと非常に重く、この数字から成人男性でも引き起こせないのではと不安に感じる方も多いと思います。ゴールドウイングの場合、腰下にかなり横幅が有る為、小排気量のバイクに比べると完全に横倒しになってしまうことが有りません。車体を押し上げる為のスペースが残るので、慣れたライダーはいざという時も一人で引き起こしています。価格的には250万円と安い車が買えてしまう価格ですが、バイクでの旅行に使うには非常に頼もしい味方ですし、独自の世界観を持ったバイクです。

2018年の次期型ゴールドウイングはこちら

 

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