ホンダより125ccのスクーター、LEAD125です。近年の125ccブームや、コストパフォーマンスに優れる点から人気の有るスクーターです。
リード125 2013-
ホンダのバイクの中で、LEAD125は人気車種として知られています。初代のLEADの発売は、1982年にまで遡ります。スクーターに限らず、非常に歴史を持つバイクです。現在のモデルは2013年にフルモデルチェンジされ、5代目に当たります。最新のフルモデルチェンジで、新規に125ccが登場しました。現在はベトナムで生産されており、PCXと同じように「ホンダベトナムカンパニー・リミテッド」が現地販売を行っています。
LEAD125は、通勤・通学等毎日バイクを利用する方におすすめしたいバイクといえます。現行モデルはテールランプがLED化され、アイドリングストップ等の最新装備も付属します。スクータータイプは元々快適性が高く、その実用性も抜群です。LEAD125は非常に積載性に優れるパッケージで、リアシート下のスペースにはヘルメットが2つ収まる余裕を設けています。同乗者用のヘルメットも保管できるので、2名乗車が多い人には嬉しい仕掛けですね。ハンドバッグをかけられるフックも女性が喜ぶ装備です。
搭載されているエンジンは124ccの水冷4ストローク単気筒です。ボアストロークは52.4×57.9mm、圧縮比は11:1です。ピークパワーは11馬力/8500回転と、同社の人気スクーター、PCXに比べて1馬力小さい数字です。ただしこちらは114kgと大幅に軽量コンパクトな車体ですから、スクーターらしい取り回しの良さは十分感じることが出来ます。ハンドルも良く切れるので、小回りを要求される様な場面でも活躍してくれるでしょう。燃料の供給にはホンダ自慢のPGM-FIが搭載されており、始動性やアイドリング時の安定性に優れています。フレームはスクーターには一般的なアンダーボーンフレームを使用しています。
本体価格も新車で30万円と安く、日常の足として買いやすく設定されています。125ccですから、税制上のコストも抑えられ、50ccに有りがちな速度制限も有りません。通勤・通学に使うにはこのクラスは何かと便利です。マフラー交換等、購入後のカスタムパーツも一渡り揃っています。特にリード125のオプションの中で人気があるのが、新車を購入する時に選択できるワンキーリアボックスです。車両のキーをそのまま使える為、鍵を増やさずにリアボックスを増設することが出来ます。