50cc~

エイプ100 (ホンダ)

ホンダ エイプ100

ミニサイズのネイキッドバイクとして人気の高いApe100。既に10年以上販売されているロングセラーバイクで、幅広い層のライダーに支持されています。

エイプ100 2002-

ホンダ エイプ100

ホンダのエイプはネイキッドプロジェクトとして、2001年に50ccモデルが登場しました。それに続いて2002年に、エイプ100が販売を開始しています。車両のフレームはXR80Rがベースになっており、当時は新しいスタイルとして注目されました。その後2008年にフルモデルチェンジを行っていますが、この時100ccモデルに関してはキャブレターを継続的に使用しています。
エイプはエンジンやフレームの作りがとてもシンプルで、またカスタム性が高いのが大きな特徴です。既に販売から長い時間が経過している為、現行モデルに関してはカスタムパーツが出揃っている状況です。

Ape100のエンジンは99cc4ストローク空冷単気筒です。ボアストロークは53×45mm、圧縮比は9.4:1となっています。燃料の供給にはキャブレターPB5QCを使用しています。ホンダのキャブレター搭載モデルは徐々に生産を終了しており、FIを搭載したApe50は継続販売されるということから考えても、キャブ仕様で最新の規制を通していくのは難しいのかもしれません。ピークパワーは6.3馬力/8000回転と、ノーマルではやや大人しい数字になっています。ただしこの辺りを解消するノウハウは、アフターパーツを含めてかなり蓄積されている印象です。トランスミッションは5速MT仕様。メーカーからの公称燃費60km/hとなっており、かなり燃費性能は高いです。燃料タンク5.5Lと非常にコンパクトですが、それを補っています。車体も小さく、車両重量は90kgと軽い為、市街地での取り回しは良好です。新車価格32万円と、価格的にも手頃で、サブのマシンとしても購入しやすいのが特徴です。カスタムベースとしても人気が有り、特にこのクラスは車検が有りませんから、ハードなカスタムを施されるケースが散見されます。

 

ホンダ エイプ100

ベースグレードの場合、前後のブレーキはドラムブレーキになっていますが、それに対しディスクブレーキに換装したApe100 Type-Dも存在します。足回りがガラッと変わる為、かなり雰囲気が違って見えますね。タンクやサイドカバーのグラフィック、エンジンへの塗装等、細かい部分にも手を加えられています。価格としては約5万円アップの為、こだわる方はこちらもおすすめです。

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