SHOEIよりオフロードヘルメットのVFX-Wのご紹介です。SHOEIらしいエッジの効いたデザインで見た目のインパクトが非常に強く、高級感の有るモデルになっています。
モトクロスライダーの大定番
オフロードヘルメットはゴーグルを各自装備して使うものですから、VFX-Wではアイポートを広めに取ってよりライダーにフィットする形状にしています。後頭部はギザギザしていて見た目にも迫力満点ですね。これはゴーグルのバンドが走行中にはずれない様、機能性も配慮された形状です。
ベンチレーション機能としてはバイザー周辺とアイポート上端に小さな吸気口が設けられています。フルフェイスに比べればオフロードは形状的に外気を取り込み易いのですが、SHOEIではヘルメット内の蒸れを防止する為に後頭部にも排気ダクトを設けて積極的に空気の流れを作っています。泥汚れや衝突の多いハードな利用に対応する為、ダクト類はシェルに備え付けられ、洗浄も容易な構造です。先端のノーズカバーはとても凝った造形で、VFX-Wの見た目をスタイリッシュに見せることに一役買っています。内部には泥や砂を抑えるフィルターやメッシュが入っていますから、未舗装路を走行してもしっかりガードしてくれます。もし目詰まりした際は簡単に取り外して洗浄出来るメンテナンス性の高いものです。バイザーは泥を跳ね返す大きめな形状にしつつ、裏面には反射防止シートを貼り付けて視界の邪魔にならない様、ユーザビリティの向上が徹底されています。
内装はオフロード走行の多量の発汗に耐える為、ユニチカのHYGRA素材を採用しました。吸水ポリマーを織り込んだ糸が走行中の汗をしっかりと吸い込み、発散させる為、べたつかないサラッとした肌触りが続きます。内装その物も、オフロード走行の多大な振動でぶれない様に3D形状とすることでホールド性を高めた設計です。オフロードヘルメットは汚れが激しいものですから、VFX-Wの内装類は全て取り外して洗浄することが出来ます。
万が一VFX-Wを装着していて頭を打つ怪我をした際は側頭部に設けられたE.Q.R.S.(Emergency Quick Release System)が活躍してくれるでしょう。タブを引き抜くことでチークパッドが安全に外せる様になっています。もし周りで負傷者が出てもこれを使えばヘルメットを容易に取り外せる仕組みです。
VFX-Wはオフロードヘルメットですから、刺激的なパターンのペイントモデルが用意されています。オフロードの装備は多少ビビッドなカラーを取り入れるくらいが映えますので、購入の際は是非ペイントモデルもご検討ください。