Ninja250SLのネイキッドモデルであるZ250SL、そして125ccネイキッドのZ125PROが3月と4月に発売が決定しました。特にZ250SLはフルカウルのNinja250SLが発売された時から待っていた人が多いのでは無いでしょうか。
Z250SL
東京モーターショーでも展示されましたが、2016年より国内仕様が発売される様です。
フルカウルのNinjaの方に比べると折角の凝ったフレームも剥き出しになってかっこ良さが際立ちます。ハンドルもバーハンドル仕様なので、Ninjaの方は姿勢がちょっと…という方にはこちらの方がお勧めです。
スペック値も両者差は無く、エンジンの最大出力も、最大トルクの発生回転数も一緒なのでこの辺り好みで選んでも良いのでは無いでしょうか。フルカウルのNinja250SLはNinja250の方に人気でやや押され気味ですがこちらは意外にZ250と良い勝負するかもしれません。
2016-05-17 追記
Z250SLの試乗の機会に恵まれた為、インプレ記事に詳細をまとめました。Z125PROに比べると、成人男性向きなサイズ感をしています。Z125PROの小回りの良さをそのままに、もう少し大きい車体が欲しい方はこちらもおすすめです。
Z125PRO
ホンダのGROMにぶつける気満々なZ125PROは4月15日発売です。GROMに負けじと倒立フォークで攻めてきましたが、この機に倒立フォークムーブメントが来るのでしょうか?
外見はZシリーズらしい攻撃的なストリートファイタースタイル、先代のKSRとは異なりダウンショートマフラーに仕上げられています。カワサキ独特のライムグリーンに塗装されると非常に昆虫的な外観に見えます。
スペック面は、燃費こそGROMに負けますが50kmと素晴らしく、また8000回転で9.7馬力を出すエンジンはGROMより高回転寄りの設計になっています(逆にそのせいで燃費に差が付いた感が
7.4Lのタンクは遠出よりも日常の足としての運用がメインになりそうですが、1175mmのホイールベース、102kgの車重等峠に持ち込んでもすいすい曲がりそうなスペックです(実はGROMよりも更にショートホイールベース
このスタイルは好き嫌いが分かれると思いますが、おもちゃ感覚で乗り回すには非常に面白そうです。
2016-04-15 追記
Z125 PROに関して、試乗することが出来ましたので、別にまとめさせて頂きました。9.7馬力の非力なエンジンですが、超小型軽量の車体に組み込まれているため、思っていた以上にキビキビと動くバイクでした。ご興味が有る方、こちらもご一読下さい。