マウントも一杯、カメラも一杯揃ったので、GoProの取り付け位置を色々検討しました。Instagram、YouTubeなどのSNSで写真や動画を公開し反応をテストしていますが、今回はその結果報告をしたいと思います。
目次
カメラをセットしやすいバイク
まず大前提として、ウェアラブルカメラをバイクにセットしないといけないわけですが、フルカウルのバイクが平面が比較的多くおすすめです。ネイキッドやオフ車でも悪く有りませんが、制約を受け易いのでご注意ください。
風景を綺麗に取れるポジション
最初は風景を綺麗に撮影できるポジションですが、この場合のおすすめはフロントノーズに装着することです。上の写真はライト付近にカメラが付いていますが、バイクの写りこみは完全に0です。
またバイクにカメラを直付けすると路面からの振動をモロに拾いますが、体に付けるよりもカメラが動かないので結果的に安定した動画を撮る事が出来ます。同じ様に風景だけ撮る方法に、ヘルメットの最上部に付ける方法も有りますが、振動が少ない代わりに頭が細かく動くので意外に忙しい動画になってしまいます。走行中の動画を綺麗に撮るにはフロントノーズが最適です。
車に装着する際には同じ理由からフロントバンパーに装着することをおすすめします。車の方が振動に耐性が有り、あまり揺れません。バイクや自転車で振動によるブレを取り除くことはかなり難しいです。
他人からシェアされやすいポジション
今、私のバイクに設置用のマウントが常時10箇所近く付いています。試しにInstagramでどのアングルが人気が有るのかテストしたりしてみると、意外なアングルが人気が有ったりして驚きます。
まず比較的好評だったものから、ご紹介したいと思います。
これはサイドカウルから撮影した写真です。画面半分くらいバイクが写ってしまうのですが、そこそこ好評でした。高評価されるアングルに共通しているのはバイクが積極的に写るアングルが比較的好まれるということです。風景のみよりは、バイクに乗っていることがはっきりわかるポジションがシェアされやすい傾向に有ります。
これらはリストストラップマウントと、リアシートからアームを伸ばして撮影したものです。これくらいのバイクの映り込みがSNSでシェアされやすい様です。特にリアシートからの撮影の様に、バイクの全体像を写すタイプの視点は非常に好まれます。
ただ、これらは静止画なのであまりブレが気になりませんが、動画として配信しようと思うとちょっとカメラが揺れ易いポジションでも有ります。
また動画の場合、これらのポジション一つだけでは作品を作り辛い面も有るので、ある程度正面の視界を確保した視点も用意しておいた方が良いでしょう。
あまり人気の出なかったポジション
逆に不評だったポジションも、その理由も含めてご紹介します。
これはチェストハーネスマウント、サイドマウントを利用した例です。両方ともかなりバイクやライダーが写りこんでいるのですが、既に使い古されたポジションであり、あまり積極的な評価対象とならないです。この二つは、新鮮味が無いと中々シェアされないという好例の様なポジションです。
逆にYouTubeにアップロードする動画はこれらを使うことが多いです。これらは比較的前方が写るので、どこを走行しているのかわかりやすいからです。
写真はインパクト重視、動画は見やすさ重視で組み立てると良い反応を得る事が出来ます。
Instagramで受ける飛び道具的ポジション
これはフロントフェンダーにGoProを装着して撮影しました。フロントホイール周りが画面に一部写り、バイクから撮影したことがはっきりわかる一方、前方の視界もきっちり確保しています。このくらいのバランス感を演出できるとベストです。
もし貴方がInstagramやtwitterの様なSNSに写真を投稿するなら、かなり思い切ったポジションにセットしても良いと思います。ここと対称的にスイングアームに装着するのもありです。
一応注意点としては、広角カメラは比較的ブレが目立ちにくい性質が有りますが、あまりマウントを長く伸ばすとブレブレの作品が出来上がります。マウントは極力コンパクトにまとめるのが上手く撮影するポイントです。