限定カラーの特製筐体
フラッグシップモデルのTHETA Vとは別に、コラボレーションモデルのRICOH THETA SC Type HATSUNE MIKUもリコーよりこの秋発売されます。THETA SCをベースに初音ミク限定仕様やアイテムを追加したスペシャルパッケージです。
まずカメラ本体のカラーリングが初音ミクをイメージしたブルーグリーンカラーで、他のTHETAモデルと明らかに異なるカラーになっています。通常のTHETA SCはどちらかというとアースカラーに近いシックな色合いなので、本機はかなりビビッドなカラーリングです。
グリップ部分にもイラストを書き込むことでコラボレーションモデルらしい仕上がりとなりました。更にシャッター音もクリプトン協力のオリジナル仕様と何かと豪華な本体になっています。
付属品はトップ画像の藤ちょこ氏書き下ろしイラストの入ったドッグタグ型キーホルダー、ウール素材のABITAX特別ケース、それらを梱包するイラスト入り化粧箱といった感じです。特にケースはウール素材の加工にかなりの手間暇をかけたスペシャルアイテムとなっているのが公式でも紹介されています。
スペックはTHETA SC相当
センサーのサイズや撮影モード、動画の記録解像度といったスペックはベースモデルとなったTHETA SCのスペックをそのまま引き継いでいます。
フルHDサイズの動画なら、YouTubeやニコニコ動画に投稿する素材としては十分高画質です。
約8GBの内部ストレージもTHETA SCと同等ですね。出来れば39GBの大容量メモリーにしておいてくれると凄く嬉しかったのですが、それをやると過去最大の大容量モデルになっちゃうので流石に…、
キャラクターを合成する専用アプリが付属
撮影した360度画像はアプリRICOH THETA Type HATSUNE MIKUに取り込むことで、画面上に初音ミクを合成することが出来ます。
動画がそのままサンプルになっていますがバリエーションも豊富で、付属アプリとしてはしっかり作り込まれた内容です。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
静止画への合成にも対応していますし、RICOHのホームページへアップロードすることで埋め込みコードが発行され、こういったブログパーツとしても活用することが出来ます。
驚いたのは、このアプリに使用できるのはTHETA SC Type HATSUNE MIKUで撮影したデータのみとなっていること。何と限定モデル専用のアプリとなっています。つまり他のTHETAシリーズでは未対応となっているので、その為だけに本機を買う魅力となっています。
価格は33939円
中々洒落の効いた価格設定ですが、ベースのTHETA SCが仮にソフトケースなどを付けて26000円くらいなので、これだけ豪華な特典が付いてこの値段ならファンで無くてもお買い得だと思います。
ちなみに購入は公式サイトからの申し込みによる受注生産になっており、9月から10月までの期間限定となっています。既に申し込みはスタートしていますので、欲しい方は早めに申し込みを済ませるのが良いでしょう。