こんにちは、MOSです。
GSに乗り始めてから高速道路の利用率がかなり上がったので、バイク用にETCカードを新しく発行して貰いました。
今回はその時のカード選びのポイントとか色んなことをまとめてみました。
目次
バイクの料金は軽自動車と一緒
始めに現在の料金体系をおさらいすると、バイクの高速料金は軽自動車と一緒に設定されています。普通乗用車に比べると2割ほど安いです。
ただ、乗員人数も積載量も異なる二輪車の価格は今の水準では高すぎるのでは、という議論は今も継続してされており、改定の話題が時折出てきます。将来的には二輪車は別カテゴリーとしてもう少し安くなるかもしれません。
バイクの料金所通過は本当に面倒
バイクで高速道路を利用する時に面倒なのが、まずこれですね。
一般レーンで高速料金を精算する場合、バイクは一旦停車→話せる様にヘルメットのシールドを上げる→グローブを外す→財布を出すという多くの手順が有り、精算後はまたグローブをはめて1速に入れてととにかく手間です。後ろに自動車の渋滞が出来てしまうと非常に気が引けます。特に現金払いでは更に小銭を出したりという手間が…。
ETCを付ければレーンを通過するだけなのでこれらの手間は一切不要です。私は大型バイクに乗ってからETCを付け始めましたが、高速の出入りは本当に楽になりました。
今の最大の課題は地方の有料道路で、これらはまだETCレーンが整備されていないことが有ります。通行料金も数百円と小銭レベルで、余計に手間がかかる面倒な奴です…。
バイクでETCが作動しなかったら?
あまり無いことですが、もしカードを入れ忘れていたり、レーン通過時でエラーが出てしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?
答えは左右のバーの隙間を通り、安全な場所にバイクを止めた後、精算という形を取るのがベストとされています。
しかし出来ればこんな事態は避けたいですね…。
バイクにもETCが標準装備される時代
近年、大型バイクの高価格化に伴いETCが標準装備されるケースが増えました。2019年モデルではホンダがETCの標準装備をアフリカツインからその下のNC750Xまで広げると発表しています。「その分価格を下げてくれ…」という声も聞こえてきそうですが、最初から付いているなら使わなくては損です。
ただ個人的にもVFR800Fの新車価格150万円はもうちょっと見直して欲しい…。以前は130万円くらいだった気がするんですけど・・・。
ETCカードそのものは自動車もバイクも同じ
ETCカードそのものは自動車で使っている物をバイクでも使うことが出来ます。バイクの場合は軽自動車料金になるため、乗用車に比べると体感的に少し安く感じるかも知れません。
バイクの高速料金を引き下げる動きも出てきているので、今後もっと高速道路を使いやすくなることに期待したいですね。
ETC搭載車向けの優遇プランも
2017年以降、一部区間で定額乗り放題となるNEXCOの「ツーリングプラン」が登場しています。
これはETC搭載車両限定ですが、決まった区間なら何度でも出たり降りたり出来る上、2日間の料金が定額になります。宿泊ツーリングの時には特にお得なプランです。
こうした乗り放題プランをお得に利用したいという人には、ETCはやはり必須アイテムと言えるでしょう。
ETCカードは年会費がポイント
ETCカードは今持っているクレジットカードに付随する形で作れます。問題はクレジットカードが年会費無料でも、ETCカードには年会費や発行費が発生する場合が有ることです。
ETCカードにはセットになるクレジットカードと同じポイント制度が設定されることがほとんどです。そのため、使えば使うほどポイントが貯まっていくことになります。楽天カードでETCカードを作れば楽天スーパーポイントが貯まっていくという計算ですね。一応、高ポイント還元のクレジットカードでも、ETCカードにはポイントを付けないカードも存在するので作る前に条件を一度確認しましょう。
年会費がかかる場合、その費用をETC利用による割引で相殺できるのかはしっかり考える必要が有ります。仮に500円の年会費なら月1回利用でも元が取れると思いますが、半年に1回など高速道路の利用率がそこまで高くないなら、年会費分のメリットが有るかは微妙です。
Amazonや楽天カードなど手持ちのクレジットカードを活用する方法も
ETCカードは手持ちのクレジットカードから作るのは先ほど説明したとおりです。そこで普段ショッピングに利用されることの多いAmazonカードや楽天カードについてまず考えてみました。私も両方とも定期的に買い物に使うので、ETCカードの利用でポイントが貯まるなら使いやすいですよね。
Amazon Mastercardカード
AmazonMastercardはクラシック、ゴールド問わず年会費は税別540円です。初年度は年会費無料、翌年以降は1回以上のETC利用で年会費無料という形になります。全くETCを利用しないという場合を除けば年会費は無料になるのでハードルは低いと言えるかも知れませんね。
ポイント還元は1%のAmazonポイントとして還元されますから、Amazonでの買い物率が高いほど便利になるカードと言えます。(クラシック、ゴールド両方とも1%還元
→年間一回以上の使用はポイント!
楽天カード
Amazon同様、楽天もETCカードを付帯カードとして発行しています。
楽天カードも年間540円の年会費を設定しています。これが無料になるのは、楽天会員ランクがダイヤモンド、プラチナの人、もしくは楽天ゴールドカードやブラックカードといった上位カードを持っている人です。
こちらも楽天である程度買い物したりする、ヘビーユーザーが無料になる様に設定されています。
→プラチナランク以上は年会費無料
年会費無料のJCB Wカードにしました
個人的にはAmazon Mastercardが作りやすく、年会費も無料にしやすかったのですが、ここでは平常時から年会費無料のJCBカードWを選択することにしました。
JCBカードWを作るメリットとしては以下の様な感じです。
・限定期間内ではAmazonで3.5%の高ポイント還元
・クレジットカードもETCカードも年会費発行費は無料
こういう感じで高ポイント還元の割に費用面の負担が少ないというのがJCBカードWの特徴です。
ETCマイレージを活用しよう
ETCカードにはクレジットカード会社のポイント還元とは別にETCマイレージ制度が存在します。こちらは利用額に応じてポイント還元される制度で、10円当たり1ポイントが還元されます。これは別途ETCマイレージサービスに登録が必要となるため、ETCカードが手元に届いた後に必ず登録を行いましょう。