以前記事を書いた3人称視点で撮影をするマウント。
DIYで制作しようと考えていましたが、海外メーカーから購入した方が剛性(ここ大事)において数段クオリティの高いマウントが手に入りそうだったので今回はWizmount社より、上のデイパック型マウントCU2PACKを購入しました。
公式HPは日本への発送対応可能です
Wizmount社は海外のアクセサリーメーカーになるのですが、HPから購入する場合は、日本国内へも出荷してくれます。また、ディスカウントされていることも有るので、下手なショップで買うよりも公式HPから直接購入するのがおすすめです。
2016年現在、149ドルで購入できます。これに送料が加算されるのですが、私は急ぎで欲しかったので90ドルのお急ぎ便で注文しました。ある程度待つことが出来るのなら、もう少しお安い価格で購入することができます。
支払いはPaypalを利用します。クレジットカードの番号を直接渡すことなく取引が出来ますし、今後海外からの買い物をする際にも使えますので、出来ればアカウントを作っておくと便利です。
とはいえ私はPaypal分のマージンを嫌ってつい直接取引してしまいます…これはあまり賢いやり方ではないですね。
海外はこの手の大型アクセサリーの宝庫!
デイパックサイズの大掛かりな品物ですが、海外のアクセサリーサイトを調べると、この手のマウントは比較的ラインナップも揃っており、国内に比べ格段に選択肢の幅が広いのに驚きました。
DIYで作るしかないと思っていたマウントも、海外ではメーカー製を割安に購入できるので、調達する手段さえあればDIYする必要は今後無さそうです。
ただ海外Amazonからの輸入は国外発送の時点で拒否されることが多いです。ディスカウントされていることも多いので、Wizmountの様に公式サイトが有るならそこで買うのも一つの手です。
早速開封!
さて、バックの形をしていますが、この中は補強の鉄板やパイプが走っているので実際の収納力は皆無です。GoPro一つとドライバー一本が辛うじて入るくらいしか余裕は有りません。
固定は上下2本ベルトが付いています。つまり良くあるデイパックのスタイルです。
GoPro以外のウェアラブルカメラにも対応するためかカメラ取付け部分はねじ締めになっています。これに気づかず私は出先で初めて車載工具を使いましたので、ドライバーを一つ携帯していくと良いかと思います。
アームは約1m程の長さ
パイプ3本を接続して伸ばしたところです。最大で1mくらいまでアームが伸びます。
前後左右どちらの方向にも伸ばせますが、左右に伸ばすと、流石に交通の邪魔になるので常識の範囲内の運用になります。このパイプ自体は硬質でちょっとやそっとでは凹まない曲がらない強度になっています。
ちなみに追加の延長用アームも公式で販売しています。最初から長さが必要ならまとめて購入したほうがお得です。
撮影サンプルはこんな感じ!
実際に後方にアームを伸ばすとこんな感じです。
伸ばした先でどういう風に撮れているのかはGoProアプリで探りながら撮影しています。しかしGoPro自体広角カメラですので、意外に向きさえ合わせてしまえばそこそこかっこ良く撮れてしまいます。付属のアーム長でも、ご覧の通り十分な距離感を演出できるので、当初の目的は達成することが出来ました。
後はもう少し下側へ寄せれば自分の腰から下も映せる様になります。そうするとコーナーリングの体捌きも撮影出来て、更に楽しいですね。
アームを思い切り横に伸ばしてみました。
この角度は左コーナーを旋回する時に大きな視界を確保することが出来ます。逆に右コーナーでは視界が狭まるので、いつもこの状態で撮影するのは苦しいポジションです。
今度はアームを垂直に伸ばして頭上から撮影してみました。
これはGoProで撮っても面白いですが、全天球カメラの様な超広角カメラを使うと、面白い効果が得られそうです。ちょっと角度を気をつけないとナンバーが丸見えになるのでご注意を。
アームを前方へ向ければ自分を間近で撮ることも出来ます。
R15はハンドル周りにカメラを設置することが難しいので助かります。ちなみにどの角度に向けても、カメラはほとんど揺れません。バンドの強い力でデイパックを固定していること、アームそのものの剛性が高いことが理由ですが、凄い完成度です。中々素人でここまで出来ないので、映像作品を作りたい方には強くおすすめします。
余談ですが、今回からオンロードのヘルメットをAraiに変えました。プリントも入って従来の無地のより格段に自己主張しています。でもどうせならもうちょっと派手でも良かったかもしれない…密着性、遮音性は格段に高くなりました。高価なヘルメットって全然違いますね。