アクションカメラもいよいよ価格破壊の波が押し寄せています。今回発売されたTECACAMHDは潔いくらいGoProをパクりながらも、4980円前後とかなりお安い価格設定です。ぶっ壊すまで使うならむしろこっちの方がいいかもしれません。
確かに安いが性能も並み
解像度は720pが撮れるので一応及第点ですが、フレームレートが30fpsまでしか対応していません。一昔前のGoProでも1080pが撮れたことを考えるとこのスペックはいささか寂しい。とはいえYouTubeに動画を上げるくらいなら720pも有れば十分です。
バッテリー容量は900mAh、HERO4 sessionより一割くらい少ないのでフル充電から1時間くらいが連続撮影時間の限界になりそうです。ちょっとバッテリーの容量は小さすぎる気がします。
ハードケースに収納することで30mの防水機能が有ります。こいつなら水没で万が一故障しても諦めが付くというものです。でも出来ればダイビングよりサーフィンなどあまり水に沈まないレベルに留めておく事をおすすめします。
背面には液晶も装備されており、エントリークラスのGoProよりちょっと豪華です。ここで撮影状況をモニターできるわけですから、ウェアラブルカメラ初心者には嬉しい機能です。
また重量が51.8gと相当軽いのも見過ごせません。小型のドローンに付けるならこの軽さは好都合です。ドローンもまだまだ墜落のリスクがあり、高価なGoProを設置したくはありません。しかしTECACAMHDなら墜落で万が一破損しても、HERO4なら泣けますが4980円(税抜き)なので諦めが付きます。
意外に充実した付属品
ぶっちゃけGoProのアクセサリー類は全て流用できそうな気がしますが、こいつは標準でマウントキットが付いてきます。3脚マウントアダプターやバイク用マウントは何気に汎用性が高いマウントです。GoPro純正アクセサリーでこれらを揃えると軽くTECACAMHDが買えてしまうので正直画質にこだわりが無いなら凄くお買い得と言えます。
実際に購入しました
かなりの低コストだったので、自分も一つ購入してみました。見た目や作りはSJCAMのSJ4000にそっくりです。実際の撮影サンプルなどもまとめましたので、このカメラが気になる方は合わせてご一読ください。
