先日GoProの決算が思わしくない旨、記事を書きましたが、今年のGoProはかなり大掛かりな改革が行われる模様です。
エントリーモデルの順次廃盤
sessionが度重なる値下げでエントリーモデルに格下げされた時点でそんな気がしていましたが、どうも価格帯の被っているHERO、HERO+、HERO+LCDは廃盤になる模様です。GoProもラインナップが混雑しているのはわかっていたのですね。4月で販売終了となるそうです。
HERO5の投入
スペックの詳細は不明ですが、フラッグシップ機の更新も今年は行われるようです。
テーマは「利便性と接続性の向上」とのことですが、4K撮影が更に進化した高画質モデルではなく、軽量化でドローンにも積載しやすくなる方向に向かうのでしょうか。その場合、価格はどうなってしまうのかという問題ですが、HERO4を維持するなら10万近い高額機の可能性も有ります。
接続性は、現状のwi-fi以上の何らかの案を打ち出してくるものと思われます。スマホとの接続で劇的な進化は難しいですが、外部マイク等は無線化などが期待されます。
デスクトップ用ソフトウェアが3月にも登場
おっと、これは急な話です。GoPro for desktopと名づけられたそのソフトは、今まで以上に編集し易くなり、YouTubeやFacebookにも直接の投稿機能を持つとのこと。
更に、編集機能に特化した別のソフトウェアも開発しており、こちらも年内に提供が開始されるそうです。GoPro studioが更に編集機能を拡充されるなら、動画編集がこれ一つで全てまかなえる様になるかもしれません。
ドローンと、360度動画用のリグも夏に発売予定
ドローンはともかく、リグは去年の年末発売予定だったので、大分ずれこみました。これらの機能は、他社を買収して拡充したわけですが、技術の移管に時間がかかったのでしょうか?とにかく、夏にはこれらも発売される様です。
気になる価格ですが、DJI Phantomと同性能なら10万クラス、リグも単体で2、3万円としてもカメラを揃えると数十万コースです。この辺り何か買い易いセット等発売されれば普及も進みそうですが、そうでない場合、多くのGoProユーザーには手の届かない代物になっています。
GoProは今年が正念場
株価も大きく下落しており、一発屋のレッテルを貼られつつあるGoProですが、今年は挽回の1年となりそうです。いずれにせよ、今年は新製品の不振は許されない状況なので、魅力的なパッケージとなることに期待したいと思います。