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2016年のホンダCBR150RがちびりそうなくらいイケメンでYZF-R15乗りの僕涙目

CBR150R

先日新型のCBR400Rが発表され、より現代的にアップデートされたデザインが話題を呼びましたが、遠く離れたアジアの地ではCBR150Rの2016年モデルが披露されていました。最近のホンダは、SSのデザインを共通化させる路線を選択しており、今回の150Rも先日発表された400Rに似たロボ的フェイスデザインになっています。

2015型と比較してみる

CBR150R

2015型のCBR150Rは現在のCBR250Rにそっくりなデザインでした。両者を並べている写真ですが、こうして見てみると、同じCBR150Rでも全く別物のデザインになっています。パッと見た感じはホンダらしくない攻撃的な面構えです。

車名は同じでここまでデザインを一新させてしまう辺り、ホンダは良い意味でも悪い意味でもデザインへのこだわりは無い様ですね…空力特性を上げることの方が余程重要と考えてそうです。スクリーンも短くなり、気持ち新型の方が小振りに見えます。横から見比べた写真です。

新型の方がシート高がリアシートも含め少し高いかな?アンダーカウルの切れ込みも大きくなってエンジンが剥き出しになっています。フロントフェンダーも大きくなった様な…ちなみにフロントフォークはどちらも正立フォークの様で、ここはホンダならまぁこうなるでしょうね。ホイールは似た形状では有りますが、スポーク数が新型は10本スポークになっています。非常に細いスポークで純正でもかっこいいですね。しかし塗装はしにくそうです…。

新型の細部を見てみる

CBR150R

メーターはフルデジタルメーターです。アナログがお好きな方には残念ですが、このハイテクな感じは個人的には嫌いでは有りません。シフトインジケーターも搭載されており、見た目は中々好感触です。先行するスズキのジクサーより良く出来ており、ホンダのこの市場を掻っ攫う気概が伺えます。

 

CBR150R

ボディ色ホワイトのアップです。なんだよこれ…こんなのカッコ良過ぎるじゃんかよ…私のYZF-R15がどことなく垢抜けないアジア臭を放っているのに対し、新しいCBR150Rはスッキリしたイケメンフェイスです。CBR150Rも少し前まではいわゆるVFR顔だったのですが、モデルチェンジを繰り返しドンドンかっこ良くなっていきますね。複雑な造形からとても安い150ccバイクには見えません。何気にウインカー形状も凝っています。フレームはアルミニウムのエンジンハンガー付きトラスフレームとなっていますが、トラスフレームまで全てアルミ製とは書いてありません。私のR15はただの鉄フレームなので、全アルミフレームだったら凄く羨ましい…

スペックを確認してみよう

まずこのCBR150Rは4ストローク単気筒です。ここまでは前年のモデルと一緒になっています。流石に150ccで2気筒とか4気筒みたいな凝ったバイクをホンダがここで出してくるとはちょっと思えないので、この辺り常識的なスペックです。

エンジン性能は、旧型の最大出力が18.28bhp/10500回転でした。単気筒にしては結構な高回転型のエンジンです、R15よりも馬力出てるじゃないか。流石はエンジンのホンダ。ちなみに最大トルクは12.66Nm/8500回転となります。

一方新型はと言いますと、16.9bhp/9000回転とちょっと回らなくなりました。しかしトルクは13.7Nm/7000回転と逆に上がっています。

どちらが良いかと言われると難しい所ですが、下からトルクの有る新型の方が多くの方には扱い易く感じるでしょう。しかしワインディングで元気良く走らせる方には旧型の高回転エンジンも捨てがたいです。

ただ150ccに現在乗っている私だからわかりますが、これでも高速道路では120km出すのが手一杯なので注意が必要です。軽いから横風には弱いですし、直進安定性的にもちょっと不安です。コーナーリングは非常に簡単に曲がるため、このクラスは完全に峠マシンになります。

ちなみに新型は6速マニュアルトランスミッションを採用しています。

勿論レプソルカラーも有るよ!

CBR150R

ホンダのSSと来れば皆さん欲しいレプソルカラーも今回用意されています。やっぱりこのカラーにすると、エントリークラスの小排気量と言えどかっこ良くなるのでおすすめです。配色的にもそこまで嫌味の無い仕上がりになっていると思いますが、いかがでしょうか?

 

ポジション的には普段使いしやすい楽な方向に振られています。そのためにレーシングな姿勢を取ろうとすると逆にきつくなってきます。まあ国内では150ccのレースも無いですし、購入するユーザーはほぼツーリングメインのはずですから正式に販売されても大きな支障は無さそうですが…。

写真の参考元


www.youtube.com

こちらはホンダの公式動画です。MotoGPのシーンも挿入して、相当レース色の強い内容になっています。ハンドル高が高いのかサーキット走行にはちょっとポジションが窮屈そう…

ホンダが主催しているCBRカップもそうですが、今のアジアは私達が思う以上に2輪のレースと、それに関連する車両の販売が熱いのかもしれません。


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