最近ロングツーリングが多くオイルを酷使していたので、久しぶりにオイル交換です。次の銘柄は日本オイルサービスよりマックスファクトリー4サイクルバイクオイルにしました。ホームセンターの棚の中でも最も安いレベルですが果たして?
交換用オイルの中でもとにかく低価格
ミッション車にも使えるMA規格を取得している為、クラッチが滑るといった動作上の不都合は無さそうです。粘度は10W-40しか選択肢が有りません。20W-40が欲しい人には残念ですが、ホムセンオイルはそもそも10W-40がほとんどです。
ちなみに今回の入手価格は1L当たり650円でした。私が普段入れているオイルでも大体1000円弱くらいの価格ですから、半値以下と言っても差し支えないと思います。オイル処理のボックスを付けても1000円でお釣りが来ます。すっごい安いじゃん!(`・ω・´) シャキーン
とりあえず入れてみたけど
オイルの色は薄い琥珀色をしていました。パッケージは昔駄菓子屋で買っていたよくわからないメーカーのスポーツドリンクみたいな形で郷愁を誘います。メーカー曰く「環境負荷の少ない効率的なパッケージ」とのこと。
実際に注ぐときは口から勢い良く出てきますから注意して下さい。オイル缶と比較しても最後までススッと出てきます。オイルを全て出してしまうとパッケージはペラペラになり、小さく折り畳んで廃棄することが可能です。たまのオイル交換ならオイル缶よりもこちらの方が廃棄が楽で良さそうです。
コスパは良さげ
100km程走らせた感じですが、激安オイルといえど手応えとしては悪く有りません。オイルによっては単気筒エンジンがあまり回らなくなる、うるさくなる、振動が酷くなる等の症状が出ますが、これに関してはエンジンの回転が上がった時の抵抗感はマイルドになる傾向に有ります。レッドゾーン手前くらいまでヌルヌル上昇していく感じでうるささは有りませんでした。ワインディングではしっかり回し切る様な使い方をされるなら、650円という価格も考慮するとコストパフォーマンスは優秀と言えそうです。一方、アイドリングから低回転時はそこまで目に見えた変化は出ないため、回さずトコトコ走る分には普通のオイルかもしれませんね。
これで2000km、3000kmと距離を重ねていった時にどれだけ良いフィーリングを保つことが出来るかどうかですが、普段入れているオイル1回分に対しこの4サイクルバイクオイルなら2回は交換できるため、調子が落ちてきたら即交換しても問題ありません。「オイル交換は質より量!」と思っている方には最適でしょう。1000kmくらいでさっさと替えてしまってもあまり財布が傷まない価格設定をしています。独特なパウチ構造のため、頻繁に交換してもゴミがあまり出ません。古いオイルを引っ張ることが心情的に良くないと感じる方にはホームセンターの安いオイルは中々おすすめです。また機会を見て他の銘柄も試してみたいと思います。