SHOEI

X-Twelve (SHOEI)

SHOEI X-Twelve

2016年までSHOEIのフラッグシップモデルとして活躍したX-Twelve。現在はその座をX-Fourteenに譲っていますが、その高い空力性能は未だ現役です。

SHOEIのレース活動から生まれた本格モデル

後頭部に掛けて大きく伸びる形状は非常に特徴的でいかにもレースシーンを髣髴とさせ目を引きますね。このエアロエッジスポイラー2は高速走行時の直進安定性は勿論ですが、レース時に行う後方や側方の確認等、首をどちらへ傾けても抵抗感の少ない理想的なフォルムを追求しています。シールドはCW-1シールドをSHOEIのQ.R.S.A.システムで装着することでシェルへの一体感を高め、静粛性が向上する仕組みです。CW-1シールドにはPinlock EVO lensを固定する為のリブが備えられており、これを付けることでシールドの曇りを低減します。シェルは軽量・高剛性なSHOEI得意のシェル構造AIM+を採用し、2層のライナーで衝撃を吸収する設計です。

前頭部にエアインテークとエアスクープ3といった複数の吸気ダクトを設けており、スーパースポーツ等の深い前傾姿勢と、通常のポジションどちらにも最適化された吸気能力を持っています。排気は後頭部側のダクト等から行いますが、吸気量排気量共に前モデルより増大したことで、特に後頭部周辺の温度の低下が大きく進化しました。またシールド内面の空気を強制排出するサイドエアアウトレットシステムが、吐息等湿度の高い空気を取り除きシールドの曇らせません。これはSHOEIがMotoGPを通じて開発した技術で、トップカテゴリーでのノウハウが市販モデルにも活かされています。

内装は3DフルサポートインナーIVで、立体成形されたウレタンパッドを使用します。固さの異なるウレタンパッドが衝撃を上手に吸収する他、レースシーンで求められる高いホールド感を実現しています。内装生地はユニチカのHYGRAで出来ており、吸水ポリマーによる高い吸汗性が魅力です。長時間のスポーツ走行で使用しても蒸れ難い様に配慮が為されています。今なお十二分に通用するSHOEIの技術が詰まったプレミアムモデルです。

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