年々増え続けるアクションカメラ。GoPro、SONY、RICOH、Panasonicと有名どころが並び、どれを買えば良いのかわからない方も多いと思います。今回はコストパフォーマンスや性能等、代表的なモデルをピックアップして紹介します。
目次
アクションカメラは玉石混交
カメラ業界の中でも今非常に勢い有るジャンルの為、あまり知られていない様なメーカーからもどんどん製品が登場しています。中には相当な激安品も有るのですが、画質のクオリティが低い等、価格に見合っていない物も多く、注意が必要です。特にYouTube等動画サイトを通して他人へ見せるコンテンツを作りたい方なら、あまり無名なメーカーは避けた方が無難です。
とにかく高コストパフォーマンスなSJ4000
1万円以下で最も使えるアクションカメラを選ぶとすると、SJCAMのSJ4000は非常に魅力的な選択肢です。
GoProの劣悪なコピー商品が横行する中、非常に初期から売れ続けているモデルで、画質もしっかりしたものが撮れる良品です。GoProのスタイルに倣ったことでマウント類も流用可能ですし、運用していく上でのトータルコストを抑えられるのもポイントですね。これに比べるとメーカー純正のマウントしか選択できないアクションカメラは、どうしてもアクセサリー類にお金がかかってしまいます。
動画フォーマットは1080p/60fpsまでの対応ですが、このくらいなら動画編集に極端なPCスペックは必要無く、撮影後のファイル管理も扱い易いです。本体価格が6000円前後と気軽に購入でき、安くて結構遊べるカメラが欲しい人にはこれがベストになります。
とにかく軽く、装着に違和感の無いHX-A1H
次はPanasonicよりHX-A1Hです。
これは本体同梱のヘッドマウントで、頭部に付けて運用するカメラですね。非常にコンパクトかつ軽量なアクションカメラで、作業風景を撮影するのにはこれ程向いたカメラは他に有りません。トレッキング等アウトドアの撮影シーンでも邪魔にならない使い勝手の良いカメラです。暗所での撮影性能も確保されていますから、多少暗がりになっても大丈夫です。専用の追加バッテリーもオプション設定されており、長時間の使用を想定される方はこちらも常備しておくと安心できます。
フルHDモデルで画質も優秀なHDR-AS300R
次はミドルクラスの性能重視なカメラとしてSONYのHDR-AS300Rをチョイスしてみました。
今年発売されたばかりの新型で、アクションカメラとしては画期的な光学式の手振れ補正を搭載しています。従来のモデルのAS200Vよりも振動に強くなり、今新しく購入するならこちらがおすすめです。カメラの操作はスマートフォンか、専用のライブビューリモコンで遠隔操作します。SONYのソフトウェアの質は高く、スマートフォンでも十分対応出来ますが、やはり専用設計のリモコンは頼もしい味方ですね。
4K撮影にも対応! GoPro HERO5 Black
4Kモデルも徐々に各社揃いつつある中でどれを選ぶべきか迷いましたが、定番のHERO5 Blackにしてみました。あらゆるスポーツシーンでの使用実績が豊富で、カメラ本体の耐久性も含めた信頼性の高いモデルです。夏場のマリンスポーツで使用される方は、サーフパッケージの購入をおすすめします。4K動画の画質は圧巻ですが、ファイル容量は非常に大きい為、大容量のSDカードをご用意下さい。
また最近GoProではVR動画撮影用のキットが販売されました。機材を揃える為のコストがやや高いのが難点では有りますが、YouTubeに投稿されている様な360度動画の制作には良く使われています。マウント類はどんどん新規開発されており、購入後も長く使い続けられるであろうアクションカメラです。
メモリーカードは64GB有れば相当余裕
4Kモデルでもメモリーカードは64GB有れば長時間の連続撮影も大丈夫です。1080pの場合は、容量の限界の前にバッテリーが先に根を上げます。ただし一部のアクションカメラでは32GBまでしか対応していないケースが有り、販売開始から時間が経っているアクションカメラはその辺り一応要確認です。