装甲×少女

イラストテーマ:「Postwar Motornia」

Postwar Motornia

■舞台設定

この時代の地球は異星人との星間戦争によって、惑星全体が非常に疲弊してしまっている。人口も大幅に減少しており、廃墟となった都市も点在している。かつて惑星全体を統括していた中央政府は辛うじて機能しているが、多くの地方では独自の自治政府が成り立ち、生き残った人を統制している状態である。テクノロジーの多くが維持できなくなっており、バイクを含めた機械類は旧式を修理して使用しているケースが多い。

■アイリーン(スズキ Vストローム1000)

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以前は軍人として最前線で活躍していたが、星間戦争終結後は軍を離れ、Vストローム1000を愛機に各地を旅して、放棄された都市群等を調査している。リッタークラスの大型バイクは現存する個体が少なく、かなり貴重である。軍人としての戦闘技術の他、エンジニアリングにも長けており、機械の修理は得意。休止状態の発電施設の復旧にも携わることが有る。現在の任務としては、先の戦争後期に開発された高エネルギー結晶体の確保を担当しており、ナビスペースに搭載されたAIデバイスはその探査機能も兼ねている。

■レベッカ(ヤマハ XT660Z)

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年齢はまだ18歳と若いが血気に任せた突撃思考と高い戦闘力で、既に一部の同僚の中では名前が知られ始めている。終戦から既に数年が経過しているが、各地には資源を強奪する盗賊や、武装した異星人も残っており、襲撃を受ける集落は少なくない。その為、地方政府では小規模以上の自治軍を保有するケースがほとんどである。愛機のXT660Zはこの時代の地方の自治軍では比較的良く見かけるバイクの内の一台である。ただし一般的には若い兵士には小排気量のバイクが振り分けられるので、彼女の年齢でXT660Zが与えられるのはそれだけスキルを認められているということを意味している。

■傷有り(カワサキ KLR650)

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迷彩塗装を施したKLR650を愛車に、盗賊団を率いて各地を点々としている女性。本名や年齢に関して一切知られておらず、『傷有り』の異名で通っている。体には不気味な痣が浮き出ているが、本人の気性の荒さから誰もそれについては知りたがらない。アイリーン同様、廃墟になった都市群を主な活動の場にしている為、遭遇した場合はトラブルになることも多い。軍隊上がりと思われる本人の格闘能力の高さも有り、近隣一帯では広く恐れられている。

■各イラスト担当:

このテーマ内のイラストは全て見上礼視様にご担当して頂いています。
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