こんにちは、MOSです。
現在のAmazonのサービスの中心と言えるのが有料会員サービスの、いわゆるプライム会員制度です。Amazonが新サービスを開始する時なども、先行してサービスを利用することが出来る特別会員枠で、Amazonの利用率が高い程お得な制度になっています。
目次
プライム会員の料金プラン
Amazonプライム会員は月額325円から加入することが出来ます。
正確に言うと年額3900円か、月額400円を選ぶことが出来ます。1年分をまとめて払った場合、月額325円で基本的にはこちらの方が若干お得です。1年で900円くらいの差額になります。
受けられるサービス内容に変わりは無いので、「3ヶ月以上絶対Amazon使わない!」という期間が有るという場合を除いて1年分払った方がお得です。
しかもサービスは年々増えていると利用料金当たりのお得度は年々向上しているという凄い奴です。
実は本国アメリカだと同じサービスが月額1300円なので、日本の方がかなり割安に設定されていることがわかります。
でも「Amazon使うけどどれくらいお得かわからない…」という人には一ヶ月の無料体験も用意されています。無料体験後に正式に加入することも出来るので、まずは一ヶ月体験してみるのが良いでしょう。
日々の買い物が変わる!
プライム会員に加入すると、まず送料が無料になります。通常は2000円以上で送料無料ですが、プライム会員は常に無料なので小さくて安い商品も気軽に頼むことが出来ます。
平日中、仕事で中々買い物にいけない時もAmazonに頼んでしまえばOKです。
しかもオプション扱いの「お急ぎ便」、「時間指定便」も無料になります。それまでは有料オプション扱いだったものが常時無料になるため、とにかくAmazonからの配達が早くなります。配達に時間の掛かる地域ほど影響度大です。
時間指定便も昼間荷物を受け取れない社会人にとっても効果絶大です。急ぎで欲しい!という時ほど確実に受け取れる時間指定便は効果を発揮します。
注文から2時間で届けるプライムナウという配送サービスも有りますが、こちらは東京や大阪など都心部のみ対象となっています。ちなみに名古屋はまだ含まれていません(絶望
Amazon製のタブレットとの相性抜群
AmazonはKindleやfireなど、自社サービスに最適化したタブレット端末を開発・販売しています。
どちらもコストパフォーマンスの高いシリーズですが、特にKindleはAmazonが世界有数の電子書籍サービスを運営している分、非常にサービスが手厚いです。Amazonの電子書籍を読むなら事実上Kindle一択という状況で、かつてシャープやソニーから販売された電子書籍リーダーは完全に隅に追いやられてしまいました。
Kindle
Amazonのモノクロタブレットの中では一番安価なモデルで、プライム会員に関しては5000円から購入できるのが魅力です(広告表示無しの場合は約7000円)
Kindleはカラー液晶のタブレットに比べると、文字を読むことに注力しているので、長時間の使用で目に優しい製品になっています。全モデル6インチのディスプレイの採用していますが、このモデルのみ解像度が167ppiで少し荒くなっています。その代わり本体重量が161gのダントツで軽く、長時間手に持って読書を楽しんでも疲れにくいです。
バッテリーの持ちも良く、1日30分の使用で4週間と、一般的なタブレットに比べて非常に省電力です。モノクロ表示に特化したことがこの当たりでも聞いています。充電知らずで使えるのもこのシリーズの特徴です。
内蔵ストレージの4GBというのは小説には十分ですが、漫画を大量に詰め込む場合は容量に余裕の有る上位モデルも有りです。
上位モデルのPaperwhiteは8GB、もしくは32GBを選ぶことが出来るので、こちらの方が圧倒的に大容量です。画面解像度も良くなるので、表示品質という面でもこちらの方が一枚上手です。ただ価格が1万4000円と2倍近くなってしまう為、コストパフォーマンスという点では少し劣るかもしれません。
最上位のKindle OasisはKindleシリーズの中でも最も大画面で、漫画の様なビジュアル重視の媒体を閲覧するのに最も適しています。Amazonが漫画用端末に一番推奨しているのがこいつです。
容量の大きい漫画でも最大650冊が内蔵ストレージに保存出来る上、唯一の防水仕様のため、外へ持ち出すにも安心です。
目の負担の少ないフロントライトや自動の明るさ調整のおかげで長時間の読書でも疲れません。
Fireタブレット
モノクロ液晶だったKindleに対し、Fireシリーズはフルカラー液晶を搭載し、動画やゲームといったマルチメディア向けのタブレットになっています。
2017年マイナーチェンジしたFire7は、コストパフォーマンスの高さで人気を博した7インチFireタブレットの新型です。
前作に比べるとボディの薄型化、軽量化が進みました。小さい見た目の割にずっしりした感じだった物が、多少軽減しています。ディスプレイのサイズや解像度は変更されていませんが、画素が長方形から正方形に変更されたことで見やすさをアップさせています。
MicroSDの対応容量が200GBから256GBにアップしたのも地味に嬉しい改良で、拡張ストレージを更に大型化出来る様になりました。200GBという容量は市販メモリーカードの選択肢が少ないですし、今後256GBも値下がってくるのでここは良い改良ですね。
更に別売のマグネットケースと合わせる事で、ケースの開閉に合わせたスリープのオンオフも可能です。
価格は5980円でタブレットの中でも最もお手頃な製品と言えます。
更にFireには大型液晶を搭載したFire HD8とHD10が有り、それぞれ8インチと10インチの液晶を搭載しています。例えばフルカラーの雑誌を読むようなケースでは、10インチのHD10が最も紙で読んだ時とのサイズ差が小さく、文字も潰れ難いです。
後述のKindle Unlimitedを最大活用するならHD10も捨て難い選択肢と言えます。
音楽、動画、書籍と幅広く対応
プライム会員になると無料で提供されるサービスは多岐に渡ってます。
AmazonPhotos
例えばAmazonのクラウドサーバー上にファイルを保管するAmazon Photos。
アプリを通じてPCやスマートフォンといった複数の端末から一つのファイルにアクセスでき、容量も無制限です。
更に動画などを5GB保存できるAmazon Driveもプライム会員の付属サービスになります。
プライムビデオ
次にプライムビデオ。
大人向けから子供向けのアニメまで幅広く揃っており、プライム会員向けの無料コンテンツが非常に充実しています。
年間のTVシリーズが全てタダだったり、大盤振る舞いしているので映画やドラマの視聴が多い方はこれだけで元を取れてしまいます。
このサイト向けでいうと、バレンティーノ・ロッシを題材にした「FASTEST」や、BMWのR1200GSでオフロードを旅する「Uncaged」などが有ります。一部字幕が無いのが残念ですが、ツーリング動画好きには非常に楽しめる内容です。自動車やバイクは海外作品多めですが、ラインナップとしては充実しています。
これらは後述のFireTVを使えば自宅の大画面TVに映すことも出来るので、家族で楽しむことも出来ます。
Fire TV Stick
TVのHDMIに挿してAmazonのコンテンツを楽しむことが出来るFireTVStick。Amazon Musicやプライムビデオを経由した音楽や動画コンテンツを大画面に映すアイテムです。
プライム会員なら無料のTVドラマやアニメシリーズが膨大に公開されているので、レンタルビデオ店に足を運ぶ機会が少なくなること間違い有りません。4K対応なので画質もばっちりです。
その他YouTubeやニコニコ動画といったインターネット経由のストリーミング動画も視聴可能です。
更にAmazon経由で配信しているアプリでゲームも多数配信されており、FinalFantasyなどPlayStation3向けの高画質なゲームもプレイできる様になっています。
Fire TV Stickの場合、本体が85.9mm×30mmの小さなボディに設計されているため、テレビやモニターに挿しっぱなしにしていても違和感が少なく、他所に持ち運ぶことも容易です。
その分インターネットの接続はWi-fiオンリーとなりますが、基本屋内で使うアイテムなので接続に悩むことは少ないでしょう。リモコンが付属するので操作感もTVと遜色有りません。
2019年現在、AmazonはFire TV Stickをメインストリームとしており、据え置き筐体は徐々にフェードアウトしています。既に小型のStickでも4K解像度に対応する様になりましたし、全体的な性能が底上げされている感じです。更に人工知能のAlexaをリモコンに内蔵し、音声入力による操作も可能と、随分高機能な端末になりました。
Fire TV
Fire TVは115×115mmの小さな箱形デバイスで、同社のFireTV Stickに比べると据え置きタイプの製品として設計されています。
外に持ち運ぶ用途はStickに任せているので、Fire TVではハードウェアの機能としてもう少し高機能になっています。
例えばFire TVの生命線では通信面ではWi-fi以外に有線のイーサネット端子が付いているので、屋内での使用ではより安定した通信環境を構築できます。
その他MicroSDによる外部ストレージの確証にも対応しています。標準で8GBしかないので、ある程度アプリ類をためたい方はMicroSDの追加がおすすめです。
スペック的には屋内用のFire TVは4K解像度のハイパフォーマンスゲーム向けと位置づけられています。接続するディスプレイが大型TVがメインになると想定されているので、Stickに比べるとCPUのクロックも高く、メモリ容量も増やして差別化しています。
ただ最近はStickの開発が進み、据え置き機のメリットは徐々に薄れています。今からなら最新のStickの方が良いでしょう。
Prime Music
動画配信サービスと同時に、音楽ストリーミングサービスのPrime Musicも提供されています。
邦楽、洋楽問わず広くラインナップされており、テイラー・スウィフトなど最新のアーティストの曲も掲載されています。プライム会員は原則無料で視聴出来るのも嬉しいです(気に入った曲は購入することも可能)
初期はアニメソングは少なめでしたが、最近はゲームのサウンドトラックなども充実してきています。
Prime Reading
Prime Readingはプライム会員向けの電子書籍読み放題サービスで、後述のKindle Unlimitedの実質的なお試し版です。
漫画や雑誌、専門書など幅広くラインナップされており、これまでAmazonの電子書籍サービスを利用していなかった人の入門編としては悪くない内容になっています。バイク向けの雑誌もちょいちょいラインナップに加えられており、ハーレーやBMWなどの外車コンテンツも充実しています。
登録冊数としてはKindle Unlimitedの方が圧倒的に多いので、Prime Readingの仕組みが気に入れば有料版にアップグレードするのも有りです。
プライム会員向けタイムセール
Amazon本来の通販サービスでは、プライム会員オンリーのタイムセールが定期的に実施され、お値打ちな商品を売りきれる前にゲットしやすくなっています。エンジンオイルなど消耗品も結構セールにかかっており、普段より1ランク上のオイルを買ったりと色々楽しめるのがポイントです。
更に購入後のお急ぎ便も常にタダなので手元に早く届きます。日時指定も勿論無料です。
また最近始まった日常品の補充サービスDashButtonもユニークなサービスです。手持ちが切れたときに設置したボタンを押すとそれだけで注文が完了する手間いらずなサービスです。
Kindleオーナーにもおすすめ
Amazonの開発するタブレット端末Kindle向けのサービスも提供されています。
こちらは電子書籍が月一冊無料で閲覧できるので、新書を買わずに内容を楽しむことが出来ます。いわゆる専門書メインかと思われがちですが、国内向けに関してはマンガなど娯楽作品が多いです。動画や音楽向けのFireシリーズでは、前述のプライムビデオなどを通じて映画や音楽の視聴が可能です。
他にも有るAmazonのサービス
プライム会員のサービスは、Amazonが提供するいくつかのサービスのお試しとして提供されることが多いです(それでも凄いボリュームですが…
ここではそれらのサービスを順に追ってみていきます。
Kindle Unlimited
月額980円で電子書籍が読み放題という最近始まったばかりの新サービスKindle Unlimited。新旧問わず幅広いジャンルの本にアクセス出来ます。
個人的にもモータースポーツ関連の本が多数ラインナップに加えられていて好印象です。一般ユーザー向けには漫画コンテンツが充実していて人を選びません。2018年に発売された新書でもバンバン登録されるので情報の鮮度という点でもおすすめです。
またサービス名にKindleが入るのでタブレットオンリーに思われるかもしれませんが、実際はPCやスマホ向けのアプリが提供されており、端末を選びません。雑誌等はPCの大画面で見ても良いですね。
このサービスは30日間の無料体験期間も設けているので、登録してみていまいちならそこで終了という使い方でもOKです。
Amazon Music Unlimited
AmazonはスマートスピーカーのEchoの発売に合わせて、新しい音楽聞き放題サービスのAmazon Music Unlimitedのサービスをスタートしました。既に4000万曲以上が登録されており、先行する各社ストリーミングサービスに真っ向から勝負する内容になっています。
プライムミュージックとどう違うの?
まずAmazonの聞き放題サービスというと、プライム会員向けに提供されていた無料の聞き放題サービスであるプライムミュージックが頭に浮かびます。今回のAmazon Music Unlimitedはプライム会員でも有料のサービスです。
その代わり楽曲数がプライムミュージック100万曲に対し、4000万曲と圧倒的なラインナップの差を付けているのが特徴です。
今後はプライムミュージックをお試し版とし、Amazon Music Unlimitedへの登録を勧める形となります。
既に登録を終えているプライム会員、Prime Student、更にこれらのサービスを無料体験中の方が対象です。今回Amazon Mastercard ゴールド所持者が対象に含まれていない様です。
Amazon MasterCard
Amazonが発行している自社クレジットカードがAmazon MasterCardです。Amazonの段ボールをあしらったデザインがユニークなカードになっています。
買い物時におけるAmazonポイントによるキャッシュバックの利率も高く、ヘビーユーザーは特に得するカードになります。
カードは2種類有って、より低コストのAmazon MasterCardクラシックが人気です。
一般会員で買い物時に1.5%のポイント還元、プライム会員で2%のポイント還元が行われます。普通に買い物していても中々ポイントは付かないのでこれは嬉しいサービスです。Amazon自体元々最安価に近い値段ですが、更に安く購入することが出来ます。
年会費が1080円発生しますが、年一回以上の買い物で無料になります。またカードの発行で5000ポイント還元などなにかとサービスが手厚いです。
次にAmazon MasterCardゴールド。こちらは上位のカードになるので年会費も10800円と高めです。その分ポイント還元率も2.5%と高めです。最大の特徴はゴールドカード所持者はプライム会員のサービスを全て受けられると言うことです。つまり年間3900円のプライム会員費が年会費に含まれる計算になります。更に一定以上の支払いをリボ払いにするマイ・ペイすリボに加入すると5400円引きと年会費そのものは大幅値引きされる傾向です。
ゴールドカードのため、一定以上の年齢と収入が必要ですが、クラシックよりもお得感は高めです。
Amazon Audible
Amazon Audibleは本の朗読サービスで、ビジネス書やライトノベルなどが人気のコンテンツです。特にアニメ化したライトノベルはその時の声優をそのまま起用する傾向に有り、ファンにとっては嬉しいサービスとなっています。ハリー・ポッターなど映画化された洋書もサービスに加えられており、既に一定のラインナップが揃っています。
Audible自体は運転中など本を読めない時間にも読書を楽しめる様にとスタートしたサービスで、ライダーがツーリング中にインカムから垂れ流す様な使い方にも適しています。
これも一ヶ月間の無料体験が受けられるので、試しに使ってみたいという人はノーコストで好きなだけ使えるようになっています。
プライム会員のデメリット
これだけサービス満点なプライム会員ですが、月額会員ということで勿論デメリットも有ります。それはサービスを利用しない場合、お金だけがかかるということです。少なくとも、
・Amazonで買い物をする
・音楽を聴く
・漫画or雑誌を読む
・映画orドラマを観る
これらのどれかに当て嵌まらないと月額分の恩恵を受けることが難しいです。とはいえ月2回くらいAmazonで買い物するなら余裕で元の取れる金額に設定されていますが…。
後はサービスが多過ぎるので全てを使い倒すことがかなり難しいです。私もAmazonPhotosは使えていませんし、正直使い切れないサービスというのが一つは確実に出来ます。それくらいプライム会員向けのサービスボリュームは大きいです。
プライム会員の入会方法
プライム会員への入会は簡単で、入会ページから「30日間無料トライアル」のキーを押して登録するだけです。
→プライム会員を一ヶ月試す(公式ページ)
このクソ長ページから登録者数が100人超えてた…
このページを最後まで読んで頂き有難う御座います。Amazonのサービス内容があまりにボリューム満点の為、気がつくと1万文字くらいになってしまいました…。
おかげさまで、このページを読んでプライム会員に興味を持って頂いた方が相当数いらっしゃいます。その登録者数も既に100人を超えており、現在も順調に増加しています。
気に入らない時はやめることも簡単なので、是非一度お試し下さい!