50cc~

M-SLAZ (ヤマハ) はここが凄い!!

M-SLAZ

ヤマハがアジア地域向けに販売している150ccネイキッドがこのM-SLAZ。当時のYZF-R15をベースにネイキッドバイクのスタイルにして売り出したスポーツバイクです。

M-SLAZ 2015-

M-SLAZ

このM-SLAZですが、タイではM-SLAZ、インドネシアでは何故かXABRE(セイバー)名義で販売されています。昔そんな名前のホンダ車が有ったような・・・。

M-SLAZ

MTシリーズとも少し異なる造形をしていますが、上下に分割されたヘッドライトは中々実車の見た目が良い良作です。
車体のサイズは1959×795×1065mm、ホイールベースを1350mmとしています。ネイキッドなのでバーハンドル化による直立気味のポジションに修正されていますが、シート高そのものは805mmに上昇しました。車両重量は135kgで、この辺りは250ccのオフ車並に軽く、小排気量車の中でも扱いやすくなっています。

またサスペンションはヤマハの150ccモデルの中ではいち早く倒立フォークを採用したのが最大の特徴です。MT-25などは正立フォークなのでなにげに見た目も良い豪華装備です。リアスイングアームも軽量なアルミ材が用いられています。
ブレーキは前後ディスクブレーキ。ホイールは前後17インチのキャストホイールですが、YZF-R15よりも現代的なデザインに修正されています。タイヤサイズはベースモデルから変更されており、フロント110/70-17、リア130/70-17となりました。フロントの幅をかなり太くすることでバンクする際の軽さより、しっかりとしたグリップ感と安定感を与えています。

M-SLAZ

エンジンは150ccの4ストローク水冷単気筒。ボアストロークは57×58.7mm、圧縮比は10.4:1です。スポーツバイクとしては少し珍しいロングストローク設計になっています。
最高出力は16馬力/8500回転、最高トルクは1.45kg・m/7500回転で、YZF-R15相当のスペックです。二気筒ほどでは無いですが、小排気量のため、単気筒でもそこそこ高回転まで回ってくれます。
トランスミッションは6速MTですから、16馬力でも高速道路でそれなりに安定した巡航が可能です。
タンク形状の変更に伴い、容量はYZF-R15よりわずかに容量が少なくなり、10.2Lになっています。このエンジン自体は40km/Lくらいは出るので、フル給油時に走行可能距離としてはこの容量でも十分過ぎますね。

Sponsored Link



関連記事

ヤマハのバイク一覧

YZF-R15 ヤマハ

CB150R ホンダ

ジクサー スズキ